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うつ病は心の風邪?

 
うつ病は心の風邪であると称されることが多くあります。風邪のように一般的なさほど珍しい病気ではないということです。精神的な病気、つまりは心の病気は誰もがかかる可能性のあるもので、特別な環境にある方や、特別な性格の方だけがかかるものではないのです。うつ病にかかると、物事に対する気力がなくなり、不安が高まり、さらには食欲の低下や不眠などの症状が起こりますが、それはその人がなまけた気持ちになっているわけではなく、すべてはうつ病の症状なのです。風邪をひいた時には、鼻水が出て、咳が出て、さらには寒気がして発熱が起こる、それが一般的な症状ですが、それらと同じように、うつ病にかかることも、かかってからの症状も、かかった本人の責任ではないのです。これはまずご理解頂きたいですね。ただ、風邪と大きく違うところは、風邪の場合は「早く治そう」と気持ちを強く持つことが回復を早める手だてになることも多いのですが、うつ病の場合は、「早く治そう」と考えることが、うつ状態をよけいに重くする原因となることも多いのです。

その言葉の別の意味


また、「うつ病は心の風邪である」の言葉は、さほど珍しい病気ではないという意味では正解ですが、「風邪のようにしばらくすれば簡単に治る」ものではないことをご理解ください。
うつ病の治療には、抗うつ剤の服用と十分な休養とが効果的だといわれますが、それらは基本中の基本であり、それらをしたからといって簡単に治るものではないのです。特に重度のうつ病にかかっている方は、入院が必要となることもあります。1人でいると、自殺を考えてしまうなどの危険があるためです。そうなると、風邪といった軽いものではなく、肺炎のレベルですね。また、うつ病は一般的に秋から冬にかけての寒くなる季節に症状が重くなり、春から夏にかけての暖かい季節には軽くなるといわれています。このこともまた、寒い季節に多くなる風邪にたとえられている理由のひとつではないかと思われます。

PS.うつ病についての理解をよく深めたい方は以下のサイト(うつ病まるわかり)も参照ください。

http://utsubyo-maruwakari.com/
 

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