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無理をすると症状が重くなる

 
うつ病にかかっている時は、すべてにおいて「無理をしないこと」です。無理に何かをしようとすることは、症状をさらに重くすることにつながります。やりたくないことを無理にやろうとしない、何もせずにぼんやりと過ごすのもいいですし、やりたいと思えることがあればそれをやり続けることもいいかと思います。また、眠りたいと思うなら、眠ればいいのです。ただ、不眠状態になっている時に、無理に眠ろうとすることは禁物です。

無理をさせてはいけない


うつ病にかかっている人に「がんばれ」と声をかけてはいけない、といった話を聞いたことはないでしょうか。
がんばることはすなわち、自分の持っている自然な力以上のものを出せということです。つまり、何かに無理をしろということであり、それをしようとすると脳に重い負担がかかり、症状がますます重いものになってしまいます。そのような理由で、うつ病患者に無理をさせない、がんばらせないことは常識とされています。特にうつ病にかかった原因として、無理をしすぎたとかがんばりすぎたことが考えられるのであれば、それはなおさらのことです。

気の向くままに行動しよう


また、うつ病にかかっている時は無理に動くこと、行動することも厳禁ですが、がんばろうと考えることもするべきではありません。考えることも禁物なのです。「病は気から」という言葉もあり、病気がよくなるのも悪化するのも気の持ちようだと考える方もいますが、うつ病の場合にはその言葉はあてはまらないものと考えてください。何もせず、自然のままにぼんやりと、そして、何かしたいなと感じたらそれをやってみる、それを続けることがしんどいと感じ始めたら、そこで切り上げてやめる。つまり、心の赴くまま気の向くままに生活することです。それはなまけているわけではなく、治療方法のひとつです。そして、無理をすることが症状を悪化させる原因となります。そのことは本人はもちろんのこと、周囲の方も理解をして、「がんばれ」とか「気持ちの問題だ」などと声をかけず、やさしく見続けてあげることが必要です。
 

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